家庭菜園で採れすぎるルバーブの使い切りアイデアその1

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春の到来とともはじまるのがルバーブの日々。
家庭菜園の一角にしっかりと根を張り、まるっきり放ったらかしでも全くめげないルバーブの古株がまぁ伸びること。これから数ヶ月の間ちぎっては食べ、ちぎってはおすそ分け。死ぬほど好きってわけじゃないのだけれど、庭に生えているものなので愛着があって捨てるには忍びないんです。

30587_1411937589263_1621413_nセロリと蕗を足して割ったようなみてくれ。極めてシャープな酸味。地味な野菜です。野菜なのは茎の部分が食用であるからで、でも食べ方はフルーツ。といっても加熱して砂糖を大量投与しないと酸っぱすぎて食べれるもんじゃない。野菜界のマーマイト(Love it or hate it)といわれ、好きか大っ嫌いに別れます。昔おばあちゃんが庭のルバーブでクランブルを作ってたなぁなどというイギリス人はけっこういるけれど、その台詞にはノスタルジックな肯定意見と、あんな不味いものを食わされていたというネガティブな意味合いの両方が含まれるわけです。

酸味があまりに強いため食べ方は定型化していて、
1)シャープな酸味に対抗する生クリーム、カスタードクリーム、アイスクリーム、マスカルポーネなど乳製品に合わせる。
2)エキストラな風味を加えるものとして使われのがオレンジ、ジンジャー、いちご。
3)甘さをアップするのがメレンゲ、ホワイトチョコレート
レシピは以上3つのカテゴリーの組み合わせのバリエーションからなります。

レシピの王道はパイかクランブルでしょう。10年におよぶルバーブ栽培生活(といっても大した世話はしていませんが)を経て試したレシピは数知れず。気に入っている食べ方/レシピを挙げてみると…..

ルバーブクランブル
ルバーブ&ストロベリーパイ
ルバーブ&マカダミアナッツ&ホワイトチョコレートケーキ
ルバーブ&ホワイトチョコレートマフィン
ルバーブ版イートンメス*(生クリームと崩したメレンゲとルバーブコンポートを和えたデザート)
ルバーブメレンゲポット*
ルバーブ&クリームタルト*
カスタードタルト&ルバーブコンポート*
レアチーズケーキ&ルバーブコンポート*
パンケーキ&グリークヨーグルト&ルバーブコンポート*
ジンジャー&ルバーブトライフル*
ルバーブフール*

アステリスク(*)がついているものはコンポートの食べ方のバリエーションです。

ルバーブ穫っといてねと娘に頼んでおいたら、あらあら、なんと気前よく5キロ以上収穫してくれたので、ご近所さんと友人におすそ分けした後、ルバーブ三昧のロングウィークエンド。

ルバーブコンポート
材料:2センチくらいに切ったルバーブ。砂糖。バリエーションとしてオレンジの皮一個分とオレンジジュース少々入れてみたり、苺を適宜いれてみたり、レモン汁をいれたり。砂糖の量はルバーブの重量の3分の1から4分の1でやっています。ちなみにうちは甘みが強い方が好みです。酸味が好きな方は減らしてください。酸味と甘みのバランスは本当に好みなので。またそのルバーブのものにもよるんでしょうけど。

鍋でもオーブンでもできます。ルバーブから水分が十分でるので水を加える必要はありません。元気のよいのを収穫してすぐ作るのと高級スーパーの冷蔵棚にあったのでは若干水分含有量は違うとは思います。わたしは大量に作るしほったらかしでよいオーブン派です。作り方といっても切ったルバーブに砂糖を和えてオーブン180度ぐらいに30分程度入れるだけ。写真の焼き皿には1.5kgのルバーブが入っています。少量を作る場合は鍋のほうが水分が飛びすぎなくていいでしょう。適宜煮てください。水分が出過ぎた場合は、ルバーブを鍋または焼き皿から取り出し、残ったジュースを鍋で少し煮詰めます。写真のコンポートは色とフルーティさが加わるイチゴをいくつか入れています。ルバーブと砂糖を和えてしばらく置いておくととジュースでてきますが、この作業はしてもしなくても仕上がりに大差はない気がします。

写真はレアチーズケーキのコンポートがけ。そしてメレンゲポット。これはスフレ皿にコンポートを入れて、卵白2個、砂糖50g(4人分)を入れてしっかり泡立てたメレンゲのせて10分オーブンで焼いたもの。写真を撮るためにオーブンからすぐ出したのでちょっとしぼんでいます。オーブンに入れたままゆっくり冷却するはずだったんですど…

ルバーブ&マカダミアナッツ&ホワイトチョコレートケーキ
材料:(ケーキ分)小麦粉200g ベーキングパウダー小さじ2 重曹小さじ1 シナモン小さじ1 バター75g 砂糖(golden caster sugar) 100g 卵(M)2個 無糖ヨーグルト150g ルバーブ400g
(トッピング分)ナッツ 50g  ホワイトチョコレート50g  小麦粉50g バター25g 砂糖25g

1)合わせてふるっておいた粉類にバターを加え、指でぼろぼろになるようになじませ、砂糖をくわえる。
2)別のボールに溶き卵にヨーグルトを加えて混ぜ合わせ、粉類に流しいれまぜる
3)ペーパーを敷いておいたバットに入れる(この段階で水分が足りない感じがしても大丈夫)
4)1−2センチ幅に切っておいたルバーブをケーキ生地のうえに並べる
5)小麦粉とバターを指ですり合せ砂糖を加えたトッピング生地に刻んだナッツとホワイトチョコレートを加える
6)トッピングをルバーブの上に広げて、180度のオーブンで35−40分焼く

ルバーブの部分がウェットでプディングっぽいケーキなので温かいうちにカスタードソースをかけて食べるのが一番です。もしくは温かいケーキのうえにバニラアイスクリームをどっさりかけて溶けそうなのところをいただくのもよし。そのまま食べるにはちょっと甘みが足りないかな。今回はヘーゼルナッツを入れてみました。ホワイトチョコの代わりにジンジャーの砂糖漬けを刻んだものを入れたり、シナモンの代わりにオレンジの皮の摺り下ろしを使うアレンジも可。ちなみにこのレシピはスーパーWaitroseのお料理カードに載っていたもの。

ルバーブレシピを一度にアップするのは無理なので、これから夏場にかけて作ったときにまたご紹介したいと思います。
ナントカの日ってよくあるじゃないですか。ちなみにインターナショナルルバーブディでグーグルしたらありませんでした。作ろうかしらん。

14 コメント

  1. コメント第一号です!今回は、ルーバーブですね。

    私も野菜屋で初めてルーバーブさんに出会ったとき「コリャ何だい?」と思いましたものね。カースタード・アップルという果物と同じくらいの??でした。でも、ルーバーブの茎のあざやかな紅色と緑はきれい。

    ルーバーブは、こちらではスチューと呼ばれるコンポートしか作ったことはありません。コンポートを作っておくと、用途多様ですよね。私は朝のシリアルに乗せて食べます。コンポートを使ってサニー・サイダーさんご紹介のメレンゲ・ポット作ってみようかしら。

    日本からシドニーに戻りました。
    あちらでこのブログ、開けませんでした。故に、戻ってから追いかけとなりました。

    太宰府、参りましたよ。民家改造の十割蕎麦屋でお昼。蕎麦がきを久しぶりに。なつかしい香りと口ざわりでした。その後、天満宮へ。「東風吹かば…」や、万葉集、百人一首などを国文科出身の友人と諳んじて、「あら、柿でなくて、瓜はめば…でしょう」などと私の記憶違いを正されて。恥かきの日でしたが、とても楽しい一日でした。

    • 釉子さん

      おかえりなさい。4月の日本は温かく麗らかでしたでしょう。日本は九州のほかにあちこちいかれましたか。百人一首はけっこう憶えているつもりでも上の句と下の句がばらばらだったりします。漢字を書いていてへんを書いた後につくりがわからないみたいなかんじ。民家改造の十割蕎麦屋ってどこでしょう。ぜひおしえてください。わたしは本殿の向こう側のお茶屋さんにいってしまいます。

      日本に行くと変わったけれど変わっていない、けどやっぱり心理的な距離を感じます。今回の滞在はいかがでしたか。

      カスタードアップルはしりませんでした!グーグルしたけれど見たことないみたいです。さまざまな気候風土に応じてさまざまな植物があるっていうことなんでしょうね。ジンジャーナッツクッキーと合わせてルバーブサンデー/トライフルもどきにしてもおいしいですよ。といっても毎日ずっと食べられるものでもないので、冷凍しました。

  2. おじゃまします♪

    ルバーブがニョキニョキとなお庭が羨ましい >。</
    長野県へお出かけしたときに出合いました ・。・
    溶けぬよう、何度も入れたり出したりしてシロップ漬けを
    作ったのを思い出しました ~。~b
    どちらかというと淡い赤いシロップを好んでましたわ ^^;
    炭酸で割ったりとかして♪
    色色なスイーツレシピスゴイです ・。・
    酸っぱいから、やっぱ甘味ね ・。・
    砂糖たんと使えば保存も効くしね ^。^b
    &マカダミアナッツ&ホワイトチョコレートケーキ♪
    食べたい(●^o^●)/

    • シロップ漬けなんて作られるのは流石、やっぱtaketsuruさんですね。
      ルバーブと酒はやっぱり合わないかんじです。わたしも酒飲みなので、巨大なプラムの木もあって梅酒もどき(焼酎は高いのでジンとかウォッカに漬けた)とか一時期がんばって作ったこともあります。カリンもあるけど(隣の家の庭からフェンスの下をくぐって生えてきた)これもそのままでは食べれないのでジャムとかにしなくちゃいけない手間のかかるものばかりが生えています。

    • 世の中には食べたことがないものがいっぱいありますねぇ。
      とにかく食べ物が美味しいと感じること。これが絶対にはずせないしあわせですよね。

      • 美味しいって感じる事は最高ですね~
        私もたまに食事の準備をしますが、子供が喜んで食べてくれるとやった~って思います。

      • 本当にマメで優しそうなお父さんで羨ましいです。だからお子さんもそうなんでしょうね。子は親の鏡だからうちの場合はどうも………

  3. こんばんは
    私は食べた事無い食材だと思いますー
    見た目は葉っぱが食べられそうですが
    茎部分を食べるんですね!!
    酸味、かぁ~うん、ジャムがいい感じですね^^
    しかし味が全く想像出来なくて
    でもただただ口の中が何となく酸っぱさを感じてます(笑

    茎の部分は、スジとかは無いんですか?柔らかいんでしょうか
    ホワイトチョコケーキ、バニラアイスたっぷりで頂きたいです^^

    • フォレさん

      味はですね、何といいましょうか柑橘系の風味を取り去ったレモンみたい、つまり酸っぱいだけっていう感じかなぁ。葉の部分は食べられません。茎はセロリみたいに筋があるわけじゃないんです。なんて書いていたら口の中がすっぱくなってくるのは不思議なものです。

      世の中には初めて食べた人は偉いなぁって思うものがいっぱいありますね。ウニとかクラゲとか、これもそうかも。なんていっていても毒キノコをスープにして食べて死んじゃった人のニュースを今日聞きました。回復不可能な損傷を内蔵に与えるらしいです。

      あーだめだ、食べ物の話をしているとお腹がすいてきましたーーーダイエット中なのに(笑)

  4. ルバーブって、野菜だったんですね、知りませんでした!
    ほかのフルーツと違って、パッと買って食べるわけにもいかないので、買うことはなく、外食の時にメニューにあると気になって食べている感じです。
    ルバーブがマーマイトのように嫌いな人がいるとは知りませんでした。ちなみに私はマーマイトは無理ですが、マーマイト味の商品は結構好きです。
    ルバーブは何か夕飯のおかずにも使えるのでしょうか?煮物にするとか、、、?見た目は似てても味は蕗とは大違いだから無理かな。
    今晩はタヒニを使っていんげんの胡麻和えにしてみましたが、瓶の底に残っていた蜂蜜を結構入れたのですが、甘味が足りていない感じでした。タヒニ自体が想像していたよりまろやかだったので、すりごまも足した方が良かったと反省。
    お天気いいですね。何していらっしゃいますか?

    • hinajiroさん

      こんばんは。金曜日の夜十時。やっと座ったところです。
      フルーツは花から生成されるもの、つまり果実のことで、それ以外の部分を食べる植物は野菜なんだそうです。子どもに聞きました。やれやれ。
      これが芋や人参だったら、おすそ分けよって誰かれなくあげられるんだけれど、好き嫌いがあるんですー。わたしは好きだけど夫は嫌いとか、よくあります。なのでおすそ分けリストを作成しています。やっぱり、もったいない精神のなせる技です。
      ルバーブはただ酸っぱいだけだから、フキには似ててもセイボリーにはならないみたいですね。

      お天気がよいのでガーデニングにがんばりたいところですが、雑草は抜いても抜いても生えてくるし、芝生も同じこと。きりがないですね。きりがないことはほっておいてジョギングの回数をふやして健康と美容の増進に励む春でございます。ちっとも痩せないけど。

  5. 初めまして。
    写真が綺麗で、文章が楽しい、素敵なblogですね。
    大学で教えています。ルバーブは和名食用大黄。薬用の大黄の話をするときに言及しています。大黄の仲間は、故郷の北海道では、割に普通に自生していたようです。たぶん、野原にわさわさ生えていた茎が赤くて葉っぱが大きなのが、ルバーブか近縁種だったろうと思いますが、子どもの頃は食べるものではありませんでした。大きくなる草で、変な花(蓼科特有の形)が咲くので、野の植物としては、あまり好きではありませんでした。
    最近は北海道でも栽培しているようです。

    • ioriさん

      お越し頂いてありがとうございます。
      自分の考えていることをはっきりさせるために書いているようなものですが、ポジティブなコメントをいただいて光栄です。
      大学ではどんなご専門ですか。イギリスは寒冷なので北海道にちかい気候みたいですね。(雪は降りませんがが)湖水地方に訪れる人は北海道みたいといいます。北海道は行ったことがない憧れの地です。
      初めて食べた人は偉いなと思う食材がいくつもありますが、大黄もそうかも。

      自分が植えたわけでもないのにあって実がなるため、プラム(100年の巨木)と花梨があって、どちらもルバーブと同じように活用する努力をしています。貧乏性というかもったいない精神というか….困ったものです。

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