Tumblrから拾った元気がでる言葉

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最近心に残る言葉に出会った。

自分を信じるというのは、すべて自力でやるということじゃなくて、自分の生きている時の流れを信じる、ということなんじゃないかと思うのです。今、どういう時間の中にあるにせよ、時間と いうのはよい味方なのだと思ってほしい。

これは児童書を書いている湯本香樹実さんがインタビューの中で言っている台詞。自分を素直に肯定できる気になる。ちなみに彼女は音大作曲科出身で、オペラの台本を書いていたことから脚本家になり童話作家になった人だ。

言葉は頭の中をクリアにしてくれるし、人の心に計り知れない作用を及ぼす。
一時期スマホにmotivational quotes(やる気が出る名言集)という今日の名言がみられるアプリを入れていたけど、どうも説教臭いのでやめた。よい言葉はタイムレスなはずなんだけれど、なんだか古びたにおいがどうもいけなかった。

そんな話を娘にしたら、じゃぁこれあげるといって、びりびり破って短冊みたいになっている紙切れの束をくれた。丸っこくて筆圧が強くてしっかりした文字がつらつらと書かれている。
「いい言葉じゃない。これどうしたの。」
「すっごく暇なときにTumblrから拾ってみたのよ。」
「あら、これも好きかも」
「Tumblrはこんなのばっかよ。」

アメリカでは13-18才、19-25才の6割近くがTumblrを日常的に使っているという統計がある。Tumblrはフォトブログ的SNSだから、そういう台詞でいっぱいになるのは頷ける気がする。たしかにティーン小説に出てきそうな言葉ばかりだ。類型的にいうとティーン小説とは世の中と自分にうまく折り合いがつかない主人公が、出来事(友だちの自殺とか不治の病とか夏の恋とか親の失踪とか)を通して、ちょっとは折り合いをつけていく話。でも自分や世間と折り合いがつかないのはいい年をした大人だっておなじ。仕事とか税金とかローンみたいなことは片づけてはいるけれど、中途半端な部分を抱えていることには変わりはない。それをみないようにする術には長けてきたけど。

ということで、細長い紙切れに書かれた言葉をここでシェアすることにする。ココロのサプリになればうれしいです。訳というほどのこともない日本語つきだけど、逐語訳ではないしかなりの意訳なので念のため。

You’re not supposed to look back, you’re supposed to keep going.
過去を振り返っちゃだめだ。前をむいて歩き続けろ。

Of course it’s happening inside your head, but why on earth should that mean it’s not real.
たしかに頭の中で考えていることではある。でもそれが実際に存在しないとは誰もいいきれないんだぜ。

Never apologise for saying what you feel. That’ like saying “sorry for being real”
思っていることを口にしておいて謝ったりするな。自分自身であることを謝っているようなものだ。

I may be weak, but I am never defeated.
ぼくはたぶん弱い人間だ。でも負けはしない。

Everything will be okay in the end. If it’s not okay, it’s not the end.
ものごとはたいてい終わりには片がつく。オーケーじゃないってことはまだ終わってないだけ。

Maybe you have to know the darkness before you can appreciate the light.
闇をみなくちゃ光のありがたみはわからない。

Sometimes the wrong choices bring us to the right places.
あやまった選択が正しい道につながることもある。

Break the rules. Stand apart. Lose your head. Follow your heart.
既成概念を打ち破れ。独立独歩でいけ。夢中になれ。自分に正直であれ。

Anything can happen if you let it.
なんだって起こりえるんだ。そうしようとキミが思えば。

Don’t afraid of death, be afraid of an unlived life. You don’t have to live forever, you just have to live.
死をおそれちゃいけない。ちゃんと生きないことをおそれろ。永遠に生き続けなくちゃいけないわけじゃない。ただ生きなくちゃいけないんだ。

The world is not against you. The only thing that’ against you is yourself.
君に反対しているは世の中じゃない。君を妨げているのは君自身だけ。

You are braver than believe, stronger than you seem, smarter than you think.
キミは自分で思っているより勇敢で強くて賢い人間だ。

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9 コメント

  1. ウーン、今回は、「心に残る言葉」ですね。
    お嬢ちゃんの収集をシェアさせていただいてありがとうございます。お嬢ちゃんも物事を深く、きちんと考える感受性豊なタイプみたいですね。将来が楽しみですね。

    私も、この中のいくつかに打たれました。「ちゃんと生きていないことを恐れよ」・「反対しているのは世の中でなく、妨害しているのは自分なのだ」など。

    前者は、「ちゃんと(FULLに)生きた人には安らかな死が待っている」という、レオナルド・ダヴィンチの言葉に似ていますね。後者は、「起こっているのは同じこと。それをどう解釈するかは自分次第」と、ここで相棒がよく言う言葉と同じかしら。

    悲しいかな最近、自分の年齢がすすむと、誰かの言葉を読んでも、どんな経験を積んだ、何歳くらいの人から出てきた言葉なのかしらと、まず、考えてしまいます。懐疑的!

    それに断定の言葉が好きになっています。引用すると物議を呼ぶ人ですが、村上春樹さんは人生相談に対する答えを割りと断定で答えます(例がでてこなくて残念)。それを読むと、すっーと、します。

    • 釉子さん

      娘がそんなに思慮深かったらこんなに苦労はしていません(苦笑)Tumblr的なそういう年の女の子っていうことなんじゃないでしょうか。昔は電話の取り次ぎでどんな友だちとつきあっているかが親に知れていましたが、SNSのfollowerになることで子どもを知る時代になってしまいました。

      村上さんは新刊でましたが、もうお読みになりましたか。好きじゃない作家の本なんか読まなきゃいいのに、みんなが読むからという理由で読んで難癖つける人がいるから物議をよぶ人になっちゃったんでしょうねぇ。アマゾンのレビューが話題になっていますがご存知ですか。1万8千人以上がこのレビューは役に立ったのボタンを押しているレビューです。
      http://www.amazon.co.jp/review/R9F23X7FKJEE2/ref=cm_cr_pr_viewpnt#R9F23X7FKJEE2

      • 早速の回答うれしく拝読しました。

        「お嬢ちゃん」などと水臭く書きましたが、この舞台でお名前を書くのはちょっと躊躇して控えました。大きなかぼちゃを前にあるいは、バレリーナ、ポップスター、もうひとつありましたね。になりたいと、言っているかわいい笑顔の写真、アルバムに保存してありますよ。そして、しばらく我が家の居間をにぎわした息子さんの赤ちゃんの写真も。

        その後のお2人のスクスクの生長を拝見すると、サンサイダーさんありて(もちろん、ハズバンドも)この子らあり。ですね。

        村上さんのアマゾンのレビュー、知りませんでした。見てみます。ありがとう。
        ボストン・マラソンの爆弾事件を聞いた時に、まず頭に浮かんのが村上さんでしたが、彼がニューヨーカー(先週号)に事件について投稿しているのをご存知ですか。サイトを添付できなくて、すみません。

  2. こんばんは~^^

    心に残る言葉ってその時の自分の置かれている状況にも
    大きく左右されそうですが
    やっぱり、前向きになれる言葉が良いですよね

    娘さんは自分の気に入った言葉を直筆でつ綴って居たんですか^^
    ひとつひとつ、英文と日本語の訳を読ませて頂きました!
    sunnysiderさんの訳文なのですね♪
    私、言葉の本質より、そっちに夢中になってしまいました(笑

    『Everything will be okay in the end. If it’s not okay, it’s not the end.』
    これ、いいですね~
    スポーツマンの端くれとしては、本当こういう気持ちで日々の鍛錬を
    続けて行かないといけないなって思います!!
    ちなみに私のブログのタイトル横の言葉なんですが
    好きで自分で選んだんですよ~^^

    • フォレさん

      こんばんばんばんじーです。(だめだ、くまさんみたいにはなれない)
      ちっちゃく書かれているので目にとまっていませんでした。
      While there’s life, there’s hope。いい言葉ですね。うん、前向きになれます。
      シェアしてくださってありがとう。
      訳文の方は時間をかけて練った文章じゃないから、まぁ雰囲気というか原文の意味だけ伝わればいいかなという感じなので対訳ではみないでください(汗)
      スポーツは肉体と精神の鍛錬だから、けっこういろんなことを考えて座右の銘があるんでしょうね。
      一度剣道やっているところの写真をアップしてください!かっこよさそう。

  3. おじゃまします♪

    コトバのチカラは強力です♪

    時間は味方♪ そうやと思います♪ ・。・
    時は・・・也¥とか、時間が・・・解決♪
    などもありまする♪

    長くも短くも楽しくも辛くも時間に包まれてるので、
    包んでくれてるから、味方なのだ と、思ふ♪

    • taketsuruさんを包んでいる時間はほんとうにまったりと温かい感じがします。
      見習いたいと思います!でもどうも悟りが足りないみたいです。😔

  4. こんちは!
    自分のいる時の流れを信じるかあ、そうしたいと強く思います。
    そういえば最近、Facebookなどでも色んな名言がシェアされてますね、
    「なるほどなあ」などと感銘を受けながらも、1週間も経つとついつい忘れてしまう年頃。
    10代の頃にゲーテ格言集などを読んだりしたものですが、それもすっかり忘れました。
    なんとも情けない……。

    そんな中でもずっと憶えてるフレーズがあって、名言ではないかもしれませんが、
    フィッツジェラルドの小説『The Great Gatsby』の中のこんなフレーズ。

    So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.

    最近は「Feel The beat from the tambourine」というフレーズが好きです。
    ま、アバのダンシング・クイーンのワンフレーズですが……。

    • くまさん

      いやー、わたしは飽きっぽいたちでなにやっても忘れちゃうんです。善い言葉もすぐ頭から消え去ってしまうので、自分に対するリマインドの意味でこの記事を書いたんです。

      ブログのサブタイトルのFeel The beat from the tambourineってくまさんのことだから絶対に歌詞の一部だとは思っていたんですが、そうかぁABBAかぁ。ABBAって世代を問わずにみんなの過去の一部になっちゃってますよね。実はMamma Miaの映画を2回も観に行ったことは内緒にしているんですけど…..

      The Great Gatsbyの独自の文体とスタイルはクラシックで静かでとても好きです。1人称だけれど語り部がギャツビーじゃなくて近所に住んでいて昔の知り合いという設定がうまい。ストーリーテリングの技というかナチュラルな才能を感じます。去年何十年ぶりに読み返しました。ハンサムな小説です。デカプリオとケイティーマリガンの新作が風切りになったので観に行きたいような行きたくないような微妙なところなんですよねー。

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