入り江フェチの島 メノルカ

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入り江の情景にはなぜかすごく惹かれる。だだっ広い砂浜より遠近感のある水辺の方が好きだ。

以前 行くはずのない離島ガイドという記事で、人それぞれに絶海の孤島の心象風景を持っているんじゃないかと書いたけれど、入り江にもそれが当てはまると思う。今回行ってきたメノルカ島は大小合わせて100を超す入り江があるといわれる島。大抵が砂浜になっている。岸壁プラス碧い海の入り江が好みの人には自分のテイストに合う入り江に出逢う可能性が高いはず。パラソルとサンラウンジャーが並ぶビーチから、船でしかたどりつけない岩だらけの中にある3畳ほどの砂の洲まで。

メノルカは地中海の西に位置していてパーティアイランドとして名を馳せるイビザ島、メジャーな観光地であるマヨルカ島の近隣であるスペイン領。バルセロナからフェリーが出ている。わたしたちがステイしたのは小さな村で、バルセロナやマドリッドからバケーションとしてきてコテージの貸家に滞在しているスペイン人が多く、オーセンティックにスパニッシュなリラックス処という風情。太陽の光を伸び伸びと浴び、ビーチではトップレスあり、ランチもディナーもおしゃべりしながら延々と時間をかける家族連ればかり。

水の碧さ。深さ。透明感。波のきらめきと動き。水の音。陽の温かみ。
そんなものは写真じゃやっぱり再現できない。そう思いながらやっぱりシャッターを押してしまう。写真って臨場感を自分の中で再生する装置としては第1級だ。ということで、アップロードしたのは編集加工なしのスナップショット。

商業開発されていないバージンビーチがいくつもあり、わたしがこの目で見たのは北海岸のCala Pregonda, Cala Binimel-la、 南海岸のCala Torqueta, Cala Mitjana,Cala Macarella, Cala Macarelleta、 Cala Trebaluger。その中で水の透明度は陸路でのアクセスが難しいCala Trebalugerが一番でした。(ギャラリー最後の2枚)

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モノクロ写真好きによる「こだわってるこれについてひとこと言いたい」ブログ。犬が歩けば棒に当たる的に社会・本・映画・フードなど。使用写真は自前です。

17 コメント

  1. アラ、きれい!
    コンピュータを閉じようとしたら、入り江の写真(ホカホカ)が飛び込んできました。

    水の澄み方が想像を超えますね。物見の塔は、8~11世紀?の間にイスラム人の海賊対策として建てられたものなのかしら・塩野さんの「ローマ亡き後の地中海世界」に、沿岸の村上げての塔建設の話が出てきます。

    でも添付いただいた水に入っている人たちの写真をジーット眺めていると、やはり、寒い。です。明日、陽の射す昼間、「行くはずのない離島ガイド」と併せて再度拝見します。
    では、おやすみなさい。追伸:先のブログに再度コメントを送らせていただいてます。ご高覧いただけると嬉しいです。

    • 水深の深い天然港をもつメノルカは戦略的意味で重要で、1700年代にはイギリス領でありその後フランス領になったり興味深い歴史があります。
      http://ja.wikipedia.org/wiki/メノルカ島侵攻
      物見の塔の歴史はききそびれました。マオ港の入り口には大規模な要塞がありますが、暑すぎて歩き回る気にならず行きませんでした。地中海世界の歴史は面白いですね。

      • ゆうこ様
        気になったのでちょっと調べてみました。塔はいわゆるwatch towerではなく、
        Martello Towerです。イギリス領時代に総督の命により建てられたもののようです。

  2. えっ、えっ、えええええっ!
    な、なんですかこの海の色は!なんか透き通ってるんですが?
    こんな綺麗な海、夢の中でも見たことないですよ~。

    • ほんと、プールみたいでした。
      でも8月のバカンスシーズンだけあってビーチの人口密度は高かったです。シャワーもトイレもカフェもなんにもない、駐車場から徒歩30分のバージンビーチですら持参したパラソルが一杯状態で、6月の終わりくらいに行くのがベストじゃないかな。

  3. マヨルカ島は良く聞く名前だけど、メノルカ島は初耳です。
    きれい。。。 骨の芯までとろけちゃいますね。はぁ〜。うっとり。
    陸路で行くのが難しいっていうことは、海路ですか? 
    海の幸も美味しかったことでしょうね♪ はぁ〜。うっとり。

    • おおーっ、papricaさん、おニューのブログですね。
      アーティスティックなセンスがある方だと思っていましたが、かっこいいdoodleです!いろんなアプリケーションを使いこなしていらっしゃるので敬服。
      これから楽しみです。

      レンタカーで回りましたけど、この透明な海は船でいきました。食べ過ぎでしっかり太って水着ボディーからほど遠い状態で帰ってきたのがつらいところです。
      明日からジョギングがんばろう。

      • sunnysiderさん、Doodleの方、見てくださってどうもありがとうございます。いつものアイコンと違うのでややこしいですよね。doodleの方では(でも)、全くテーマの定まらない好きなことを描いてアップしてます〜。相方にタブレットを買ってもらったので、使わないと罪悪感を感じちゃって…

        そこでしか食べられないものは、しっかり食べこんで帰らなきゃねっ!って私も思います。本当に、ほんっっとうに美しい水。サカナになりたいって思っちゃいますね〜。 いつか、こういう海を見てみたいなぁ。

  4. こんばんは、2度目のコメントです。
    『行くはずのない離島ガイド』、こちらのブログで拝見して一番興味を持った一冊でした。
    「・・諦観に基づく心理的距離感がポイント」というsunnysiderさんの評が読書欲をさらに掻き立て・・アマゾンでワンクリックすれば購入できますが、自分の英語力でこの本が堪能できるか不安で、未だ購入に至らずです。
    (前回、「かなりartyな方では・・」とのコメント頂戴しましたが・・いやいやTokyo在住の凡庸なoffice workerでございます。)

    • わかります。Amazonのワンクリックの誘惑は偉大ですからねぇ。これまでどれだけの無駄買いをしてきたことか。

      原書はドイツ語ですが、内陸人の島に対する想いと、日本やイギリスといった島国の人間の島に対する想いはかなり温度差があるんじゃないかな、とも思います。地味ですが、綺麗な装丁の本です。立ち読みできたらいいんでしょうけど、そこいらへんには売っていないかな?

      凡庸という風にジェネラライズできるほど単純じゃないっすよ、人って。そういう方こそ、すっごい個性を隠し持っていらっしゃる気がします。

      東京にはまだまだ面白い本屋さんが生き残っていてそうでいいなぁと思います。

  5. メノルカ島ググってきました~
    スペインなのですね
    なんでこんなに海が綺麗なのかなぁ~
    どうして日本の海とはこんなに違うんでしょうか><。
    周りが陸に囲まれてる場所ですよね~それもなにかあるのかな
    私は太平洋の荒波の海しか知らないので(笑
    夢の中の様ですが同じ地球上だと言う事で
    私が訪れる事は全く不可能じゃないんだな、なんて思ったりしました

    • 日本海とはちょっとちがうかなぁ。地中海は潮の満ち引きがほとんどないからかな。だから砂の城をビーチで作ったら、満ち潮で崩れないから自分でくずさないといけなかったり。でも日本にも潜れば水族館みたいな沖縄の海があるじゃないですか!
      まぁ、地球上にはまだまだ行っていないところがたくさんありますねぇ。

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