メノルカ島 旅の覚え書き 2013

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夏が終わりました。今朝のジョギングに長袖を着用し、早朝の光が夏の華やぎを確実に失っているのを実感。
夏物を片づけるのと一緒に旅情報の整理。ということでイビザやマヨルカ島と違ってメノルカの情報はある程度限られているので、ガイドブックに載っていなさそうな点について忘れる前に記しておきます。夏に訪れることを考えている方の参考になればうれしいです。ただ、わたしはメノルカのリピーターではなく、2013年8月の滞在での感想ですので念のため。

DSCF5340レンタカー料金はシーズンによって大差があり、またガソリン代を含むか否か、車種でももちろん違いがあるので一概に比較はできませんが、わたしたちが滞在したピークシーズンまっただ中の8月だとセミコンパクトカーで1日50-60ユーロが相場のようでした。

Mahonには2回、Ciutadellaには1回行きましたが、他の欧州の都市と同じように一方通行が多く、中心地に迷い込むとせせこましい路地です。わたしたちが借りたのはシトロエン208(2段階アップグレードでラッキーでした)でぎりぎりかなぁ、という感じ。路上駐車とか横向きの停めてあるバイクなどと接触しそうでした。なので大型車を借りる方、運転に自信がない人は十分下準備をするか乗り入れないほうがよいのでは。路地のようなところをうろうろして雰囲気のあるちっちゃなカフェや面白い道を発見する、といった街歩きの楽しみがある街でもあります。

バージンビーチへ行かれるかたは、路面状況が非常に悪いので車の下を擦らないよう注意しましょう。
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バージンビーチ
IMG_5624メノルカ島のウリはなんといっても透明な海。まったく手つかずで人工的な施設が一切ないバージンビーチが幾つもあります。写真でみると人が居なくて綺麗でいいなと思います。しかし、難点があります。

まず、辺鄙なところで、駐車場がない、あっても遠いところがほとんどです。埃っぽい田舎道を炎天下歩くことになります。売店とか何にもないので飲み物食料パラソル持参になります。修行僧みたいにパラソルの下でじっと読書にふけるビーチのプロみたいな欧州人が大勢います。バルセロナからカーフェリーでくるスペイン人たちはクーラーボックスとか折りたたみ式パラソルとか重装備です。もともとキャンプとかハイキングなどを好んでやるタイプじゃない人、つまり快適性のプライオリティが高い人にはリラックスできる環境ではないということを念頭に入れておいた方がよいと思います。

北海岸のCala Pregondaは入り江の感じがすごく自分好みだったのですが、駐車場から遠ーーいにも関わらずパラソルびっしりでした。延々と通づく路上駐車で、停める位置にもよりますが、車から30分近くかかりました。夏休み期間中は辺鄙なビーチすら混雑です。早朝か夕方がいいでしょう。おまけにせっせと歩いて行ったのに、ビーチにはクラゲがいて泳げませんでした。(泣)そういうこともあるということを念頭に。手前にあるBinimel laは波打ち際からちょっと入ったところに大きな岩が隠れていて、波が左右に流れるので小さいお子さんのいる方にはすすめません。

クラゲ
わたしたちが乗った船の船長さんによると潮の流れ風向きによってクラゲの出没場所が変わり、ビニール袋などの浮遊物が移動するような感じだといわれました。たしかに深い入り江状のビーチが多いので、潮の加減でぐぐっと流れこんでくることもあるのでしょう。クラゲのビーチにあたったらしかたない、と移動した方がよさそうです。今年は地中海に行った人が結構クラゲの話をしていたので多い年なのかな?


北から風が吹く日は南で、南からの日は北で泳ぐのがよいといわれています。ちなみに風向きはウィンドサーファーのウェブサイトでチェックできます。

ボートトリップ
それこそ絵に描いたようなビーチ。つまり白い砂とターコイズの海がある南海岸のバージンビーチを巡るボートツアーがあります。有名なビーチであるCala Macarella, Cala Macarelleta, Cala Mitjana, Cala Torqueta, Cala Trebalgerなどがカバーされています。 Ciutadella、Cala en Bosch、 Cala Galdanaから出ていて、滞在地によって便利なところを選ぶのがいんじゃないでしょうか。予算と時間にもよりますけど。バージンビーチは陸から行くのは大変なので海から行った方が楽チン。わたしが海上ですれ違ったのはAmigo とDon Panchosの船で、船の人口密度は前者の方が高かったです。宿にツアーのパンフレットなどが置いてあると思います。コミッションをとっているんでしょうが、宿の人が予約してくれる場合もあるでしょう。わたしたちはCala Galdanaから12人乗りの小型ボートを利用しました。

前述のブログ記事でも書きましたが、わたしが見た中ではCala Trebalger(上の海の写真)が人が少なくて海もとっても透明でした。Cala Torquetaは陸路でのアクセスが容易なので一番込み合っていました。

IMG_5596ノースではマリンスポーツのメッカであるFornells から船が出ています。ノースはmarine reserveになっていて切り立った崖ばかりで厳しい自然、という印象。個人的には初めてのメノルカで滞在日数が限られている方は南オンリーで十分な気がします。というか、リゾートイコール南海岸のイメージなので。Fornells は大きな湾なのでウィンドサーフィンやバドルボーディング、カヤックなどによろしい環境。ただ、ここにはビーチらしいビーチがない。

Mahon港をめぐるグラスボトムのボートツアーはイエローカタマランとDon Joanがありますが、どちらも同じルートで同じ料金。後者の方が大きいので、イラストでみるとガラスの底の部分が広そうでした。乗船していないので詳しくはわかりませんが、行ってみて乗船時間が近い方でよいのでは。

パラソル
サンラウンジャーとパラソルのセットのレンタルが二人分で20ユーロくらいが相場みたいでした。敷物は持参し、土産物屋やスーパーでパラソルを買って使って置いて帰ってくるという手もありです。わたしたちはそうしました。サイズと店にもよりますが7-10ユーロくらいで売っています。といっても砂地の堅さ、日が射す角度、風向きと風の強さで立て方に工夫が要り、ビーチ旅行のプロみたいな人々は、砂にパラソルを差し込むキットとか、UVカット風裏地つきパラソル、折りたたみ式パラソルなどを持っていました。やっぱりキャンプでテントを立てるのが上手なひとは、固い砂地でもパラソルを立てるの上手です。(元ボーイスカウトはこういうときに便利)

マウンテンバイク/ハイキング
岩と灌木と丘の組み合わせの島なのでマウンテンバイクが面白そうでした。実際朝夕の涼しい時間帯はライダーを多数見かけました。自転車レンタルしてるホテルがあります。ハイキング/ウォーキングもいい感じ。夏は暑くてそんな気分にはなりませんでしたけど。

気候
熱波が訪れることもあり、一概にはいえませんが、わたしたちが滞在した8月半ばは最高気温で28-32℃程度、最低気温22℃程度だったのでちょうど海で泳ぐ夏らしい気候でした。

持って行くもの
わたしたちは夏の旅行にはスノーケリングマスクとビーチシューズを持って行くのですが、ここは基本的に砂地なのでシューズは使用せず。虫除けスプレーも不要。

スペインって昔はバカみたいに安いところだったのに、ユーロになったのと、ポンドの価値が低落していることもあり、欧州のどこにいっても物価が高く感じてしまいます。このあいだオーストラリアから人がきて、イギリスの物価の安さをバリ島みたいと形容されたのにはショックでした。オーストラリア人が出かけるのは最寄りのバリ島だからでもあるんですが。

さてさて、この調子ではすぐクリスマスが来て、来年の夏も意外に早く訪れそうな予感が。

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モノクロ写真好きによる「こだわってるこれについてひとこと言いたい」ブログ。犬が歩けば棒に当たる的に社会・本・映画・フードなど。使用写真は自前です。

8 コメント

  1. やっぱり、ユーロになったら賃金があがらなくても物価がドイツやフランス並みにあがったでしょ、スペインも。ヨーロッパの後進国(イタリア、ポルトル、ギリシャ)ってみんこんな感じ。EUで統一して喜んでも、ぬか喜びだもん。いずれは、新参者のクロアチアも物価が高くなるだとうな。

    • クロアチアはすでに物価高騰しています!確固としたHip Holiday destinationです。特にDubrovnikや Havarはびっくりするくらい高い。7月にユーロ参入しましたが、いまのところまだ通貨はクーナです。娘が先月Zagrebに滞在しましたが、ホームステイの上にZara やH&Mとかしか行かなくて酒もコーヒーも飲まないのでちょっと様子がわかりませーん。高くなって経済も危ういギリシャに代わってここ1−2年トルコがバカンス滞在地として人気急上昇中です。

  2. エッ、イギリスはバリ島みたにに物価が安い?
    じゃ、明日にでも行こっと。
    でも、物価が安いのは豪ドルが強かったからなのかしら。
    5,6月を境にして豪ドルは下り坂です。もうチョットの間がんばってもらいたかったのですが。

    それとは別にしても、オーストラリアは、ホテル代、IT製品その他、多くのものが確かに高いようです。
    友人がイギリスから戻るや「galaxyを250ドルくらいで買ってきちゃった!」と自慢していました。
    こちらでは600ドルくらい。こちらで買うのはやめてイギリスに行くまで待っていようかしら。

    メノルカ旅の覚書ありがとうございました。行くとしたら、夏に行くのはやめて春にしようかしら。

    • 2週間前に来たモスマンの住人がやっぱり安いといっていましたよ。でもブゥアーリィ(オーストラリアのゆるい母音の発音のBali)みたいに安かったのはもうちょっと前の話しです。でもただひとつイギリスの方が安いものがバナナだそうです。遠いところから運ばれてきているにもかかわらず。一本だったら10ペンスくらいでしょうか、こっちでは。

      メノルカに限らずバカンス地へ赴くのは夏休みである7−8月を避けるのが賢明です。夏休み期間中は混んでいる上に値段が倍です。

      さてそちらの首相の入れ替わりはどのような影響を及ぼすのでしょうか。豪ドル強いですよね。

  3. こんばんは~^^
    これはガイドブックにも載らない裏情報の様です(笑
    レンタルのバイクは無いですかね~
    一通とか、細い道は自転車やバイクが小回りがきいて良いんですけど^^
    でも、荷物がたくさん有ってはやっぱ車ですね!
    30分歩くという事は…3キロくらい離れて居るんですね@@;
    こうして綺麗な海や浜辺が守られているのかな?
    島の全長(1周)はどれくらいなんでしょうか?
    虫が居ないと言うのもポイント高いですよこれ☆

    • こんばんはーーーっ。
      晩ご飯を食べて今日は何曜日かと思ったら、まだ月曜日?!ぐったりきてコンピューターを開けたらいつも元気なフォレさんのコメントでちょっと気分が上向きました。

      レンタルのバイクはあるっしょー。東西の幅は40−50キロのちっちゃな島です。
      バイクも楽しそうですね。そういえば赤土の凸凹道でビーサン履いてひらひらスカートの2人組が前をバイクに乗って走っていたのを思い出した。危ないよなー。転んだら足全体の皮がなくなりそう。

      日本の四季は大好きなんだけど、地震と台風と蚊がいけませんな。

      それとひとつ質問いいですか?
      フォローしていただいてますが、Readerにわたしの記事上がってますか?ここ2−3つの記事がReaderに載ってないというコメントをいただいたので。

      • こんにちは!
        Readerに関してお返事です、遅くなって申し訳ありませんでした。
        その、『Reader』というのはWordPressのサイトでのシステムの事ですか?
        私は、それとは別に、ブラウザはFireFoxを使って居るのですが
        そちらのアドオンを使って、購読しているブログの更新情報が確認出来るのです。
        なので、そちらではちゃんとsunnysiderさんのブログの情報は更新されて居たので
        安心(?)してました。
        すみません、お役に立てる情報が無くて。
        ちなみに、『Brief 1.7』という、かなり気に入ってるアドオンです^^

        そして、今台風接近中でございます(笑

  4. sunnysiderさん、こんにちは!私もsunnysiderさんのブログをフォローしているのですが、readerに新着の記事(バカンンスから帰ってきた後の記事)があがってこないので心配しています。東京は蒸し暑さナンバーワンの秋の日です。夏の疲れも出てくる時期ですので、どうぞご自愛ください。

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