裸電球なわたしーープルーメン(Plumen)

8

ハダカといっても人間の裸体ではなく、裸電球の噺です。

正直なところ、これまで照明にはとんと無関心に生きてきました。壁用ペンキだとクラシックな色とモダンな色、それから質感(gloss, matt, egg shellなど)、深み、広く見える色、狭く見える色、メーカー(イギリスだとFarrow & Ball, Fired Earth)など、ある程度のこだわりを持ってきましtが、電器までは予算と頭が回らなかったのです。

築100年の煉瓦の家で、クラシックな中にモダンなひねりが入ったインテリアといえば聞こえはいいでしょう。でも他人の目からみれば節操がないだけの話。このたび玄関ホールの壁を塗り替えることになり、天井を塗った際に埃をかぶった電気のシェードを取り払ったら、アカルイ!ランプシェードというものは明かりをディフーズするためのものである、という当然至極のことを、裸電球の放つ煌々とした明るさに教えられた。というより、全方向を容赦なく照らし出す光源に、太陽信仰を彷彿させるほど惹きつけられてしまったのです。豊穣をもたらす太陽を崇拝した古代のDNAに魂がゆさぶられた、といえばいいすぎです。はい。光のありがたみが沁みてきて自分のどこかにぽっと小さな明かりが灯って温かくなるかんじです。

いくつか買っては返品を繰り返した挙げ句、いっそのこと裸電球にしてしまえ、ということでたどりついたのがプルーメン(Plumen)。The World’s First Designer Low Energy Light Bulb.つまり世界初の省エネデザイナー電球。2010年にローンチされ、ロンドンのデザインミュージアムの賞を受賞したイギリスのブランド。従来製品の8割の電力消費をカットし、8倍長持ちするというもの。11Wで 白熱球60Wの明るさで、独特のフォルムが特長。見せたい電球なのでシェードで隠すこともしないので、余計に明るい。

理想的には天井の高いロフト空間やディナーテーブルの上に複数をまとめて使いたい。そうすると明るすぎるので、小型のBaby Plumenを使うことになります。Plumenのガラスシェードも別売だけれど、床の張り替えのコストを考えるとちょっとイタイので、埃よけに廉価版をを調達して玄関ホールはプルーメンによって照らされる運びになりました。購入を検討中だけれど、どれくらい明るののかなと思っている方のために付け加えておくと、真ん中の写真がそうですが、電球は見た目通りに映るものではなく、また写真は露出やレベル調節で変わります。このくらいの空間で、Plumen001を2個つけると実際はムードに欠けるくらいぷわーっと明るいです。天井が白い漆喰であるせいでもあります。Plumen英語サイトでは60Wの明るさとあって、日本語サイトだと50Wなのはなんででしょう?電圧って関係あり?どちらも明るさは680ルーメン。

Kickstarterでクラウドファンディングを行った新デザインPlumen 002はこの夏に発売予定とのこと。くわしくはこちらのビデオを。

機を同じくしてキッチンのスポットライトも故障する始末。50Wのスポットライトが3個ついたステンレスのユニットを二つつけていて、計300Wも消費していたいうことに気づいて取り外したものの、どんな照明するか決まりません。量販店のセールでキットカット一個分の値段で買った省エネ電球がぶら下がっている状態です。これは長期につづく模様。

煌々と広がる光の輪をみいってみると、あたしってこれまでいらないシェードを周りに張り巡らして、エネルギーを無駄にしてたわと気づいたのです。あなたもそんな部分ありませんか。自らを燃焼し、周りに温かい何かを還元する。裸電球な自分でありたいものです。

IMG_6712 (1)

8 コメント

  1. 素敵ですね〜〜。
    広々としたお部屋に裸電球ってこんなにお洒落になるんですね。
    照明は凝りだしたらキリがないですよね〜。(…と知ったかぶりで)

    とりあえずで取り付けた照明がわが家ではずっと活躍しております。
    この調子だと壊れるまで使い続けそうです。
    照明は素敵なものを♪と思っていたのはいつのことだっただろう。笑

    • うちも「とりあえず」でついたIKEAのウルトラチープなランプシェードを10年以上つけたままでした。とりはずしたらあまりの埃、そして破れているのに絶句。即ゴミ箱行きでした。すべてにお金はかけられませんよねー。ちなみにこの電球は日本での小売価格は3570円。電球としてみると高いです。でも照明としてみると悪くないです。自分で付け替えができるならば。
      お宅はミニマルなモダンなインテリアでかっこいいです。

  2. たかが照明、されど照明。
    照明は実に奥が深いですよね。
    どんな種類の照明をどこに選んだかで、効果がガラリと変わります。
    お見合い(そんなの今どき残存していましたっけ)の席が蛍光灯照明だったら、そこは避けるとか。

    驚くのは、試着室、美容院のチェアの上の照明がヒドイ代物の時。
    そこには、「アッ、捨てたものではない」、「アラ~、まんざらでもない」と、やさしく錯覚させてくれることもなく、まざまざと現実を、悪くすると実物よりひどい自分が大ぶり鏡に映し出されるのです。
    わたしがお店の所有者だったら、照明には一番お金をかけますけれどね。
    それが売上げに、確実にはね返ってくること請け合いですもの。

    英国製 Plumen 斬新デザイン製品ですね。
    うちは狭いので、次は、出っ張りものはすっきりと取り払い、天井に入りこんだreceded、Dimで明るさを調整できる照明にしようと、すでに決めております。

    • レストランの照明とアコースティックは考えてほしいとホント思います。だいたい真上からのrecessed spot lightって多くて、前髪とか目のしたにくまみたいなコントラストの強いシャドーがさして老けてみえます。それから最近天井が高く、hard surfaceの面積が多いモダンなインテリアが多いのですが、音が散らばって会話が聞き取りにくいレストランも結構ありますよね。

      試着室といえば、鏡!痩せてみえる鏡ってありますよねー。行っているスポーツジムの鏡がそうで、運動のおかげで痩せた気分にしてくれるのですが、そのまま外へでるとショーウィンドーに映る自分はなんか太いぞ、と思うことがしばしば。

      新しいデザイナー系のものをわけもなく買いたがる人がいるんですよ。うちには。こまったものです。おたくは今壁は何色ですか?昔はベッドルームがシックなディープレッドだったのを憶えてますよ。

  3. ぼくもベッドの上のは裸電球です。コードなしで天井に直に付けたいけど、イメージどうりの器具が見つかりません。
    シンプルなデザインが欲しいけど、そういうものになかなか出会えませんね。

    • シンプルなものほど、自分の好みに合うものを見つけるのはみ難しいものですね。ガラスのシェードではなくてノルウェーのブランドのアクリリックのものが気に入ったのですが3キロは重すぎるので辞めにしました。asoboさんのお眼鏡に合うものがあれば是非ブログで取り上げて下さい!

  4. こんにちは
    裸電球ですが、色はホワイトというか明るいですね~
    あの日本の茶の間のオレンジの裸電球を
    思い浮かべてしまいました(笑
    インテリアのひとつですよね、部屋の照明も
    なかなかデザインと実用性を兼ね備えたものに
    出会える確立って少ない気がしますが
    良いものに出会えたようですね^^
    家の中の電球たちはどうして一斉に
    寿命がきてしまうんでしょうね(笑
    謎です!

コメント欄