映画「ハンナ・アーレント」の周辺的考察

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珍しく停電が長引いている雨の土曜の午後。電気がなければWi-Fiがつなげず、ステレオもオーブンも電気ケトルも当然動かず、静けさに飲みこまれている状況で、バッテリー残量が限られたラップトップで、最近観た映画「ハンナ・アーレント」について書いてみることにする。

周辺的、というには、まずこの映画の主要部分にふれるべきかな。

1961年にエルサレムで行われたナチス将校ルドルフ・アイヒマンの裁判。『全体主義の起源』『人間の条件』の著書で知られる政治哲学者の大御所ハンナ・アーレントは、それを傍聴してニューヨーカーで発表した記事が批判の渦に晒される。ユダヤ人を大量虐殺したナチス将校は残忍不動の極悪人ではなく、命令に盲目的に従っただけであったという内容で、アイヒマン擁護つまりナチス擁護と誤解され、また、ユダヤ人指導者も虐殺に関与していたことを暴露したためだ。世界を敵に回し、旧友も離れていき、大学からは辞職を薦められる状況に陥る。真の悪は、思考を停止し盲目的に従うこと、凡庸な悪(banality of evil)であると大学講堂で論ずるスピーチでクライマックスを迎える。

ユダヤ系ドイツ人で強制収容所から脱出した経歴を持ち、ドイツの大学でハイデッガーの愛弟子として愛人関係にあったこと、アメリカ亡命後の学者としての成功など、ドイツ人とアメリカ人の知識人の友好関係などを通して、英語とドイツ語でフラッシュバックを挿入しながらストーリーを展開する。

ということで、この映画のテーマは明らかにクライマックスのスピーチの内容で、ここで新たに書く必要はない。ここで書きたかったのはそれには関係なく、特異的にひっかかった部分、つまり女の匂いについて。

Thinkerとは日本語でいえば思想家と訳されているけれど、哲学をはじめてとして幅広く人文学系学問に携わる人たちがこの範疇に入るだろう。そしてたいてい苦々しい顔つきの学者ぜんとした中年から初老にさしかかろうとする男の肖像画を思い浮かべる。Thinkerという名詞はジェンダーフリーでありながら、伝統的に男に独占されてきた。ここでファミニズムを論じようというのではない。ただ教養に欠ける市井の一市民として、Thinkerという職業というかアイデンティと主人公から立ち上る女の匂いのズレに、奇妙に惹きつけられてしまった。

ハンナを演じるバルバラ・スコヴァ。かっしり体型の骨太のドイツ人で、胸は大きいけれど、スカートの裾から覗く足は上半身に比例せず細目。襟のついたブレザー系ジャケットに細身のスカート。それも今どきのビジネススーツではなく、おばちゃん系である。服装や体格にもヨーロッパ系の初老のリアルな女感がある。

女として、そして人間としてのヒストリーを感じさせる面差し。これがフラッシュバックで若い学生であった頃のハイデッガーと愛人関係であったエピソードを挿入するストーリー展開に絶妙にマッチしている。

そして煙草。黒枠警告のパッケージ表示が義務づけされている健康志向の時代に突入する以前の話だ。知識人、ミュージシャン、小説家は昔は愛煙家だった。(いまはドラッグか)またこの煙草を吸うとこがハンサム。ストーリーの山場である最後の部分、つまり講堂での彼女の演説も煙草がなかったらかっこよさが50パーセントくらい欠けてみえたかもしれない。今の時代に煙草は同じ地位になく、現代の設定でこれをやったら、パッシブスモーキングで周りに健康被害を及ぼしている節操のない悪人か。

それからもうひとつ。書斎に書籍がぎっしりなのは当然で、そこにおかれたDay bed。そこに横たわりながら思索にふける様がまたthinkerであり女であること。正直なところドイツ人をみてかっこ良いと思ったのはこれが初めてだった。

という具合にハンサムな女っぷりなのだが、その女の資質は欧州の一昔前のもので、現代の、それも海と大陸を隔てた日本の若い(たとえば二十代)世代の観客の目にはおそらくそうは捉えられないだろう。初音ミクなんかにアイディアライズされているクオリティと天と地ほど違いがあり、これは世代間のギャップがあまりに大きいわ、と思わざるをえない。ということで、この映画はこのメインの題材といい若い観客受けは絶対にしないと確信した。

日本には美魔女はたくさんいる。つまり年月の積み重ねを打ち消すことに長けているがもたはやされる。これは世界中どこにおいても若くて美しくありたいという女の願い。そして女にかけられるプレッシャーでもある。その反面、人生の積み重ねをエレガントに匂わせるのが格好いい人間も男女の別を問わず少数ながらいる。そうなるには半端なジンセイではだめだわ、とつくづく思う。

あ、それからもうひとつ。この映画ではドイツ語なまりの英語がまたリアリティと説得力に富むこと。自分の日本語なまりについてはcultural heritageであると笑って開き直っていて、次元の違う話しではある。

botapotaさんとコメントをくださるゆうこさんのおすすめがなかったら観ることはなかった映画で、そういう繋がりはほんとに嬉しいと思います。

ちなみに、botapotaさんは洋書を中心とした古本屋(併設のカフェ準備中)North Lake Booksを開店されました。セレクトしている本のセンスが素敵。

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16 コメント

  1. アッ、出ましたね、ハンナ・アーレント。
    私はあの映画、好きでした。 
    私も、ハンナを「格好いい」と思いました。タバコの紫煙と喫煙のしぐさも入れて。
    そして、彼女の魅力にグイグイと惹かれました。
    確とした信念、グループ仲間と丁々発止でやりあう議論、それでいて情感豊か。
    彼女を深く理解、協力する、親友とハズバンドとの親密さ。

    経過した長い時間を、ただ、生きたのでなく、自分の頭で考えながら、そして、それを意図していたとは思いませんが、セクシーな雰囲気を保ち、ただよわせながら生きてきた背骨の通った、納得のいく人生がすけて見えました。「後半の要素はとても大事」。でないと、頭デッカチの殺伐さで終わりますもの。

    サニーサイダーさんの憶測どおり、この映画、日本では中高年層に受けたのだそうです。
    シドニーでもロングランでした。客層はおそらく日本と同じく中高年層。
    何が中高年層をひきつけたのか。分析すると面白いでしょうね。

    • 彼女のかっこよさが中高年を惹き付けているんだと思います。それに若い人が出てこない映画じゃないですか!おじさんおばさんが、がやがやと喋っているばかりで(苦笑)ゆうこさんもかっこ良く年を重ねられていることと思います。こちらはホントにさっぱりですが。

  2. こちらの映画は観ておりませんが、 先日レンタルで「Hope Springs」を観ました。
    メリル・ストリープの可愛らしさにため息が出ましたよ。それに比べると、日本の美魔女の薄っぺらいことこの上ない。(笑)昔の面影はいずこへ。。。と随分オバサン化したメリルに「あ~年とったなぁ~太ったなぁ~」って思ったのは最初の数分で、映画が終わるころにはなんて魅力的な女性だろう~こんな風に年を重ねたい!って思いましたね。
    映画の内容としては、かなりの希望的観測、理想的発想、いやいや現実はもっと厳しいのだ!と突っ込みをいれたくなりますが、メリルの内面からにじみ出るような美しさに★4つでした。(笑)

    • いやー、年々アクターたちが年をとるなぁと思っていたら、それは自分が年をとっていることの裏返しなのに、ようやく気づきました。ひゃーっ、老けたわというのは自分もでした。わたしはメリルのマンマミーアが好きで、何と2回も映画館へ行ってしまった過去があります。ABBAのパワーに負けたせいもありますが。Julie and Juliaも彼女パワフルでした。よし、Hope Springsもいってみます!
      太っていても老けていても、にじみ出るもの、ありますよね。ほんとによい年の取り方をしたいとしみじみ思います。煩悩と迷いがありすぎで、道は険しい!

      ちなみに映画といえば、宮崎駿の風立ちぬがロンドンでも公開です。The Wind Risesというタイトルで。行きたいなー。

  3. おはようございます。sunnysiderさんの文章は毎回感心しますが、ピリッと引き締まっていてとても好きです。うんうん頷きながら拝読させていただきました。初音みく・・・検索しちゃいましたが・・・(笑)

    • 思ったことを文字に表すことでストレスを発散しようという誠に自己チューなブログをご高覧いたいて恐縮のうえ感謝しています。

      本屋のウェブサイト拝見しました。かっこいいいいいいーーーー!センスのよさに脱帽。
      こんな古本屋がほしかった。。。そして近くじゃないのが非常に残念です。いつか我孫子まで足を伸ばせる日がくるのを願っています。
      William Burroughs の写真展
      http://thephotographersgallery.org.uk/the-photography-of-william-s-burroughs
      に行き、ブッククラブの課題本にJack Kerouacを推した後で、ビートニックセレクションは絶妙なタイミングです。海外発送はなさらないんでしょうねぇ。海外のクレジットカードを受け付けていただいたらうれしいです。

      • スマホからだと見にくかったので(目が悪いせいです)、ラップトップでウェブサイト見直しました。海外発送もpaypalももうすぐ受付ということで、楽しみにしていますね。でも、これはウェブサイトの管理に時間がかかりそうですね。ブログの段じゃなさそうな気配が。。。

  4. sunnysiderさん おはようございます。こちらこそ拙サイトご覧頂きましてやお褒めいただき「いいね」もちょうだいし(!)嬉しい朝です。このところサイト周りの仕事を根詰めてやっておりましたら、きのうは心房細動の不整脈がでてしまってビックリし、落ち込んでおりました。不徳の致すところ、何かの警鐘と思ってバランスのよい生活いまいちど考えてみようと思ってます。ウェッブサイトの管理で死んでたら「なにやってんだ、自分」てことになってしまうので・・・、ウォーキングから始めます。去年までトライアスロンをやってた人間なのかって(苦笑)

    バロウズの写真てあんまり見た事とがなかったけど、いいですね!ギンズバーグの写真は集合写真がおおいけれど(笑)センスあるんですね、バロウズ。(でもショットガンペインティングはよくわからなかったけど・笑)ありがとうございます、Vimeoまで見ちゃいました。20代、古着屋で働いておりまして、「a kinky little store Beatniks」という名前のお店でした。そこでビートニクな人たちの本を読んだり、仕入れで実際にアメリカを回ったりしていたものですから、どうしてもこの部分から離れられない50間近のオヤジな訳です。恥ずかしながら。

    ハンナ・アーレントですがメアリー・マッカーシーはどう思われましたか?ぼくはとても魅力的に感じました。ハンナもメアリーも大勢に流されずわが道を行く的な強い信念を持ちながら、女性とくような柔らかさ(Yukoさんいうところの色気)を持ち合わせているというギャップに惹かれたのかなあ、などと思っています。自分もそうありたい、と。男ですが。

    • これまで体力には絶大な自信をもってこられたでしょうから、それはかなりショックでしょう。心血管系疾患であれば日頃の食生活が悪かったわけでしょうが、心房細動はいわば電気系統の故障ですから、おっしゃる通り何かの啓示ととられるのがよさそうですね。「波には乗れ、でも突っ走るな」って、野太い声が聞こえてくるような(幻聴かこれは)でもほんとに今波に乗っていらっしゃる感じがしますよ。

      小説にでてきそうな古着屋さんですねぇ。わたしもそんな二十代を過ごしてみたかったです。バロウズの写真は正直いうと、2−3枚好きなものがあった意外はうおーっという感じじゃあありませんでした。ロンドンにいったらPhotographer’s galleryは必ずのぞくので、ついでで行ったまでで。当時の古着がいま相当なお値段で売っているんでしょうね。小説に出てきそうな本屋さんになってください。

      メアリーマッカーシーとハンナアーレントについては全く同感です。そういう在り方は男も女もないと思います。

      このあいだ本屋さんでこういうPenguin Booksのトートバッグをみつけました。On the Roadを開店記念に差し上げたいくらいです。お店で販売するのもよさそうな。。。
      http://www.penguin.co.uk/recommends/gifts/

      • トートバッグいいですね!とチェックしに行ったらOUT OF STOCKでした(笑)店頭で売る雑貨もぼちぼち考えていかなくては。ぼちぼちがんばります。これから再検査して都内にのんびりミーティングに出かけます。

  5. 初めまして。2年ほど前から拝見させていただいていたファンです。今回思い切ってコメントをさせていただきました。sunnysiderさんの文章のじんわり染み入ってくる感じが好きです。映画、本当に疎いのでまったく知りませんでしたが、見てみたくなりました!年を重ね更に魅力的な女性ですか。包容力も気骨もありながら女性らしさを失わない人。うう~ん。「四十歳を過ぎた者は、自分の顔に責任を持て」とはエイブラハム・リンカーンの言葉ですけど、果たして自分の顔はいったい・・。そう思うと鏡を見るのが怖いです~。

    • yoshipさん、日記として書けばいいようなものをこうやってパブリックに公開する意味はあるのかと自問自答することが多々ありますが、このようなお言葉をいただいくと元気が出ます。ありがとうございます。

      映画をそんに沢山観ているわけではないんです。いいたいことがたくさんあるだけで。映画も本も自分が好きなタイプの作品はわかっていて、同じ系統のものばかりを選ぶことになるので、こうやてブログ等を通して自分のレーダーの外のものに触れてみるのもいいですよね。

      年を重ねてヒストリーを感じさせながら魅力的な人にはなかなかなれません。実感してます。年だけはとっていて成長していないまま。わたしは既に鏡をなるだけみないようにする老境期の心境です。ま、アラフォーにはアラフォーにしかできないことがあると思うので、それを見つけてやってみるしかないのかなぁ。アラシックスティとかアラセブンティとかになっても同じことをいっているような気はしていますが。。。。

  6. ハンナ アレント !大学時に知って以来、憧れの存在でした。その割に不勉強で、映像化されて初めて、アイヒマンのレポートで叩かれたことを知りました。そして、いつも彼女のそばにいる、アメリカンな華やかな女性がメアリーマッカーシーとは。。マッカーシーの一人息子のお嫁さんは日本人なんです。「メアリー マッカーシー 我が義母の想い出」を読んで、息子と孫とお嫁さんとの関係が面白かったです。マッカーシーの「アメリカの鳥」に出てくる息子とお母さんの関係は、自伝的なものだと思っていたので、意外でもあり、それが現実かな〜と思ったり。。
    アレントの映画からずれてしまいましたが、二人とも私が憧れる女性の未来系なんだ、と再認識した、映画でした。知的であること、信念を貫くこと、頭でっかちにはならず、人生を楽しみ、目の前の人を幸せにできる、そんな大人になりたい。。んですが😅
    しかし、悪の凡庸さ、悪の無思考性は現代社会のいたる所に潜んでますね。ラビたちのナチスへの協力も、知ることの多い映画でした。

    • Oimoさん

      イギリスにしてはヒジョーに珍しく快晴プラス陽気でカントリーウォークにBBQの週末でした。日本もあったかいみたいですね。(日本にお住まいですよね??)
      このクールな女性たちのことは映画を観るまで残念ながら知らなかったんです。メアリーは日本つながりもあるんですね。ーー信念を貫くこと、頭でっかちにはならず、人生を楽しみ、目の前の人を幸せにできるーーほんとにそうありたいものです。悪の凡庸さ、悪の無思考性についてはやはり日本人の感じ方と欧米人はちがうなーとひしひしと感じます。根本的に彼らはドイツ人と日本人の問題で自分たちは関係ないねってスタンスですから。
      今回、ブッククラブの課題がThe Rail Way Man. レイルウェイ運命の旅路というタイトルで映画されているますが、第2次大戦中日本軍の捕虜としてビルマで鉄道建設に従事させらたイギリス人の話です。憎しみが赦しに変わるところがポイントなんですが、どうも欧米の読者は日本軍の残虐性の方ばかりに目を向けているみたいな印象です。どんな夜になるやら。

  7. 再び、おじゃまします。
    わたくし、病に臥しておりました。大げさ! 流感にアタックされ、2日間寝込んでいただけなのですが。
    さすが2日目には退屈きまわりなく、起きだして情報検索に励み、これまで保管してきた記事の束などを読みこなしたり。お蔭さまで、今日は頭が活動的です。

    Sunnysiderさん、ありがとうございます。Blogのお蔭でoimoさんの記事で、Mary McCarthyの義理の娘さん夏子さんの著作のことを知りました。Amazonの書評の書き手は知的なかたのようで、とても読んでみたくなりました。oimoさん、ありがとうございました。

    わたしが、ハンナ・アーレントの映画を一番楽しんだのは、ABC番組の映画批評家マーガレット・ポメランツも言っていたのですが、1960年代、ニューヨークのインテリたちが創り出していたムンムンとする「あのような世界」でした。

    映画の主題である無思考の怠惰さ(凡庸だ)に話を変えますと、これは、本当に現代にも、身近にもあちこちにはびこっていますよね。これをなくすなど非現実的、ほとんど不可能です。どうやってそれを少しでも減少させるか。それは、機会あるごとに、どういう件でも喧々囂々の議論を交わすことかもしれませんね。思っていることを白日の下にさらす、そうして議論すれば、いやがおうでも人は考えますよね。
    だから、日本にある「あの人、空気が読めていない」と批判をして、議論をする前に口封じをさせるあの風潮は怖いです。

    Railway Manですか。私は映画には行きませんでした。映画の原作の著者(英国人-お名前はどなたでしたっけ)が元収容所のガードだった日本人と再会をするドキュメンタリーは見ました。ガードは、「命令に従わないことはあの場では難しかった」と、謝っていました。まさに、主題が投げかける問題そのものの台詞でした。お2人とも数年前に亡くなられましたよね。最後に和解になって心を安らかにされたのではないかと、救われます。

    オーストラリアにもタイ・ビルマ鉄道建設の日本軍の仮借ない、労役に借り出されて生き延びた捕虜の方は多くいます。中でも著名なのがエドワード・ダンロップ中佐(医者)、労働党の副首相だったトム・ユーレン議員。ダンロップ中佐が捕虜のリーダーとなって、豪州捕虜仲間の弱きを、年長をいたわるように勇気づけ続けた話は有名です(自伝もあります)。彼が諭し続けたのは「彼ら(日本兵)は上官の命令に従っているだけなのだから、憎むに価しない。憎悪、憎しみの感情を生じさせると、それは自分の心を侵食して虫ばむだけ」ということだったそうです。これは帰還してからも同じでした。

    日本人の多くの人が口を泡にして議論をし、議論の各参加者が、それぞれに積み上げた自分のしらない世界を広げてみせてもらい、そこから多くを学び、そして、次への発展につなげられればいいですね。
    大変おじゃまいたしました。
    sunnysiderさん、Book Clubでのお話を聞かしていただけるととても嬉しいです。
    前項の南極から絵葉書をくれた男にコメントを差し上げております。ご高覧いただければ幸いです。

    • ゆうこさま

      体調はもどりましたか。そちらはそうですよね。風邪の季節だ。
      メアリーマッカーシーの義理の娘さんのアマゾンのレビューみてみました。うーん、とっても読みたくなりますね。Oimoさんに感謝ですね。拙ブログにお越し頂く方は皆さん素敵な方ばかりです。このレビューアーの文章がまたすっきりと言葉を選んで書く方で、これまでのレビューを書かれた本みな読みたくなってしまいました。大金がころがりこんで働かないでいい身分になったりしたら、5スターホテルとかじゃなくて、いい感じの書斎があるこじんまりした家を買い、本を本で暮らしたいです。

      あのような世界に身を置きたいと思わせる映画ですよね。でも知性と教養が現実ではついていかない。。。

      Railway Manは自分では絶対に選ばない本ですが、それがブッククラブのよいところです。が、また10パーセントしか読んでいないのでこれからスピードアップ。Kindleだとページ数じゃなくてパーセントででるのでなんか実感わかないんですよね。でもちょこちょことスマホでも読めるので便利ですが。

      オーストラリアも戦争に関わっていたことはつい頭からはなれてしまいます。ビルマといえば、市川崑監督の「ビルマの竪琴」を観ました。でも原作ではビルマでは人肉を食うという設定のところが子ども向けのお伽噺です。

      長くなりましたのでこのへんで。

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